107 スズキグラディウスエンジン載せ替え編②
2017-10-16
エンジン下側をジャッキで支えて少しづつ下降させていくとシリンダ取付け部の穴とステーの穴がずれていくのがわかります(写真中央部)。エンジンは非常に重いので作業の際には細心の注意が必要です。
フレームからエンジンを降ろしたところです。V型水冷2気筒エンジンであることがよくわかります。写真の中央に見えるのがサーモスタットです。
エンジンを降ろした後にフレーム上部から見たところです。レクチファイヤレギュレーターの放熱フィンやラジエーターのサブタンク、配線やコネクタの様子がわかりやすくなっています。エンジンの載せ替えではこれらに干渉しないように少しづつ上げていきます。
左が降ろしたエンジンで右が中古で入手したエンジンです。中古のエンジンには付属していないパーツやホースがあるので降ろしたエンジンから個々に点検しながら取り付けていきます。
いよいよエンジンをフレームに近づけていきます。前後・左右に修正を繰り返して位置を確認しながら少しづつジャッキアップします。
上の写真は同じ作業をアングルを変えて写したものです。
載せ替えが終わったところです。この後はラジエター、ホース類、インジェクターなどを取り付けてエンジンを始動、試乗を経て作業の完了となりました。
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