109 発電機の修理編
2017-12-26
<2017年12月修理分>
エアマンHP2800SVという発電機です。1年半のあいだ放置してあり始動できないという症状です。フルカバータイプなのでまず外装を取り外します。
エアクリーナとキャブレターの作業のためにカバーを開けエアエレメントを取り外したところです。中央左寄りにHVと見えていますが、これはOHVの「O」が隠れてしまっているもので、このエンジンが4サイクルOHVであることを表しています。ちなみにホンダ製でした。
キャブレターを外しました。前述のOHVとあるカバーの手前にプラグキャップを外した点火プラグが見えていますが、このあとワイヤーブラシで清掃します。
これは分解したキャブレターで左側が本体、右側がフロートチャンバーです。このあとキャブクリーナーでキレイにしていきますが、このキャブはメインジェットが詰まっていました。これが今回のエンジン不動の原因でした。
マフラーとエンジンです。点検したところこちらは問題ありませんでした。空冷エンジンなのでたくさんのフィンがついているのがわかります。
上の写真に見えているのはバッテリー、レギュレーターや電装品です。バッテリーがあがっていたので充電しましたがその他に修理の必要はありませんでした。
外装カバーをつけてしまう前にスイッチ、チョーク、燃料コック、配電盤も正常に作動しているかの確認をしました。
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