vol.158 富士重工ラビット復活編

2024-03-29

<2023年10月修理分>
インターネット購入とのことで年式不明、走行距離不明、約70年前の車両で外装はボロボロです。とはいえ前所有者のところでは動いておりちゃんと走っていたということです。しかし入手後1週間くらいは走行可能だったもののその後エンジンがかからなくなってしまい入庫しました。
ボディには「倉田ゴム工業K.K」とペイントされており大きな荷台からもたくさんの荷物を積んで働いていたことがうかがえます。
これはボディカバーを上げたところでエアクリーナー、キャブレター、ヒューズボックスなどが見えます。このあとキャブレターを取り外してオーバーホールを行います。
上の写真は車体を右側から見たところです。バッテリー、レクチファイヤー、イグニッションコイルなどが確認できます。バッテリーは12V、充電して点火プラグを交換します。
左側にはスピードメーター、チョークノブ、燃料計、混合燃料タンクキャップなどがあります。
キャブレターを組み付けてセルモーターのボタンを押すと無事にエンジンが始動しました。今回
バイクが手元に来て間もないうちに動かなくなってしまったのは複雑な理由ではなく古い車両特有の症状でいろいろなゴミなどがキャブレターに詰まったことによるのものでキャブのオーバーホールという基本的な作業で復活することができました。

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