067 定期点検が大切です編
2014-07-29
1998年式 ヤマハXJR1200 走行38,000㎞
走行中、加速する際にガタン!という音とともにショックがあり、その後走りがギクシャクした感じになってしまいました。調べてみるとドライブチェーンがのびて錆や汚れがあり、スプロケットの歯の摩耗も予想されます。
後輪を取りはずしてみるとやはりスプロケットの歯はかなり減ってしまっているのでチェーンとスプロケットをセットで交換することとなりました。
ここまで摩耗するのにどれだけの負荷がかかったのでしょうか。取り外したスプロケット(左)と新品(右)を比べると違いがよくわかります。
上のような状態からドライブスプロケットもかなりのダメージがあることが想像できるので取り外して確認してみます。
こちらも新旧を比較してみると摩耗の度合いが明らかです。ドライブスプロケットも交換となります。
チェーンカッターを使用して古いドライブチェーンを切断し、新しいチェーンと交換します。
スプロケットとチェーンを交換し取付けたところです。これで異音やショックもなくなりスムーズな走行を取り戻すことができました。
XJR1200という大排気量車であるうえに既に走行も38,000㎞を超えつつあるので、今後は最低でも1年に1回の定期点検をしていくことで今回のようなトラブルは避けることができると思います。
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