063 ヤマハ マジェスティのエンジンAssy交換

2014-03-15

通常エンジンにはエンジンAssy(assembly アッセンブリ)というユニットとしての部品はなく不良・故障などで交換したい単体ごとの部品で対応するのですが、今回のマジェスティはメーカーのリコールのためエンジンをそっくりそのまま交換するという滅多にない作業となりました。
まずリヤ部、サイド部、シート、センター部の順で外装を取り外します。外装を外す時には各カバーのツメを欠損しないように注意します。それとともにセンサーが多用されている配線コネクタにも細心の注意が必要です。上の写真の状態にするまでに1時間以上の時間がかかり根気のいる作業ではあります。

外装が外れると今度はインジェクションなどの燃料系統とラジエター、ホースなどの冷却系統を外していきますが燃料は引火性が高いため火気厳禁のうえに換気にも注意します。

ここまでくると車体からエンジンそのものをおろすまであと一歩です。

車体からエンジンAssyが分離したところです。

反対側からみた写真です。ここから車輪や一部の部品を外して新品のエンジンAssyに取付け、分解してきた時と逆の手順で組み付けてゆきます。トータルで6時間ほどの作業となります。

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