002 ヤマハ ギア マフラー掃除編
2012-10-20
ヤマハ:ギア 走行2100㎞ 1週間ぶりに乗ろうとしたところまったくエンジンがかかりません。いままでは数日間乗らないことがあっても普通に始動していました。
一般的にエンジン不動の原因はいくつか挙げられますが、この場合プラグに火花が飛んでいることは確認できるので燃料の流れ具合を追ってみることにしてカバー類をはずし、フューエルコックの作動状態を点検→その後キャブレターのオーバーホールをしましたがそれでも始動しません。
このようなとき以外に思われるかもしれませんが疑われるもののひとつに「虫」があります。そこでマフラーの排気を調べたところ排気口に手を当ててもまったく排気が感じられません。排気口から針金でそっとつつくと写真のように生きた「虫」と巣のかけらのようなものが出てきました。
真冬以外の季節、特に春・秋には虫がマフラー内に巣を作ることがしばしばあり花壇などの近くに止めている車両に多く見られます。今回のバイクの駐車場近くにも畑がありました。修理としては針金状のものでていねいにマフラー内の不要物を取り除き、何度かエアで吹いて掃除したところすぐにエンジンは始動しました。
(旧HP2004.10.09掲載分より)
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