055 ヤマハ FZR250 キャブオーバーホール編
2013-05-13
<旧HP2004.10.29掲載分>
ヤマハ・FZR250(型式2KR 1987年車 走行24000㎞)です。1年間乗らなかったためエンジンがかからないという症状です。 長期放置の場合、まず間違いなくキャブ内のガソリンは変質しています。この場合も抜き出したガソリンは緑色がかっていて独特の臭気がします。そこでキャブを分解してキャブクリーナーで何度も洗浄し、しつこい汚れを除去しました。
キャブレターを組み立て、調整しながら取り付けます。プラグ、点火系統も点検します。
エンジンを始動し各部に異常がないことを確認のあと各カバー類を取り付けて完成。もちろん試乗も行います。
PS 冬場などにバイクを長期保管する場合はバッテリーをはずし、充電をしたうえで布などにくるみ必ず屋内で保管します。また、その際キャブレターのフロートチャンバーからガソリンを抜き取って空の状態にすることが大切です。
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