vol.164 台湾ヤマハNMAX125フロントフォークオイルもれ修理編
2025-06-08
<2025.5月修理分>
フロントフォークオイルもれの修理といっしょにリヤタイヤ交換の依頼もありました。

まずラジエターカバーとマフラーを取り外します。

リヤブレーキキャリパーを取り外しワイヤーやロープなどでつるしておきリヤサスペンションも取り外します。

リヤスイングアーム、リアヤイールを取り外してタイヤ交換が完了したら逆の手順でリアホイール、スイングアーム、ブレーキキャリパー、マフラーの順に取り付けていきます。

フロントカバー、フェアリングを取り外してからフロントホイール、ブレーキキャリパーも取り外してフロントフォークをクランプしているボルト2本を緩めてフォークを抜き取ります。

これはフロントフォークです。フォークブーツとスナップリングを取り外したところです。

フロントフォークとこれから交換するオイルシールです。

写真の右側がリップが損傷したオイルシールで左側が新品のオイルシールです。右のオイルシールはゴム部分が劣化している様子が確認できます。左右のフロントフォークのオイルシールを交換し取り外したパーツを組み立てなおし走行テストをして完了です。上の写真でわかるようにオイルシールは消耗品です。できるだけ12か月ごとの定期点検をおすすめします。
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