013 ヤマハ XV100 キャブオーバーホール編
2013-01-21
<旧HP 2005.11.14掲載分>
1987年式の逆輸入車で走行12000マイル(約19000㎞)。エンジンの吹け上がりが悪く加速で息つきをしてしまいます。
キャブレターが原因と考えられるため取り外しますがエンジンとマニホールドの間に隙間が少ないのでマニホールドを先に外し、キャブレターをひねるようにして取り出します。
キャブレターを分解したところです。
長年の使用で汚れたチャンバーの中などをキャブクリーナーで清掃します。
今回の不調の原因はパイロットジェットとメインジェットのジェット穴でガソリンカスにより軽度の詰まりが生じたことによりガソリン流量が少なくなったためでした。原因となったカスはキャブクリーナーで溶かすことができました。清掃後はすべてのジェット穴をエアで吹き異常がないことを確認してから組み立てます。
このキャブレターはオーバーフローもしていたのでフロートバルブセットも交換しました。左が新品、右が不良品で先端がつぶれています。(写真がピンボケで申し訳ありません!)
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