037 解説<プラグ>編
<旧HP2009.8.09掲載分>
いまさらですが「プラグ」です。
プラグにはアルファベットと数字が組み合わされた品番が印字・刻印されています。
「これと同じのください」「一番上げたいんですが」あるいは「焼けすぎているので一番下げたいんです」とご購入時に表現されることの多いプラグ。今回は、あらためてそのアルファベットや数字の意味をはじめプラグの一般的常識を簡単にまとめてみました。
ターミナル(写真上部の銀色部分)
プラグキャップの形状によってそのまま使ったり取り外して使ったりします。国産車の場合は外して使用するケースが多いです。
品番(写真中央部の青い英数字部分)
Rはレジスター(抵抗体)の意味で、今ではほとんどがこの抵抗入りのタイプが使用されています。
<例①>
BPR7HS→ B・・・ネジ径=14.0㎜
. P・・・絶縁体突き出し
. R・・・レジスター
. 7 ・・・熱価
. H・・・ネジの長さ=12.7㎜
. S・・・スタンダード形状
<例②>
. CR9E→ C・・・ネジ径=10.0㎜
. E・・・ネジの長さ=12.7㎜
. <例③>
. DPR8Z→ D・・・ネジ径=12.0㎜
. Z・・・特殊形状
. 火花ギャップ (写真下部の凸部との隙間)
. 一般的に0.7~0.8㎜
プラグ交換の目安は走行距離にして3000~5000㎞です。