024 スズキ セニアカー修理編
2013-03-13
<旧HP2007.11.07掲載分>
スズキ・セニアカー(型式ET4-A 平成14年購入)はユーザーが購入して5年を経過した電動車イスです。
バッテリーを充電しても走行できなくなった、という修理です。
まず基本としてバッテリーの電圧をテスターで点検し規定値を下回っている場合は交換となります。
これは新しいバッテリーですが、交換の手順としてターミナルをはずす時は-(マイナス)を先に、+(プラス)を後で。取り付けの際はその逆からです。
コンセントにコードを接続しても充電しないとのことなのでまずコードリールを点検。するとコードに導通がなく、どこかで切断していると判断されるため左の新品と交換です。
コンセントにコードを接続してテストするとメーター内の充電ランプが点灯して、OK!
完成した車両のテスト走行をして作業完了。
電気系統は一見して分かりにくい個所にあることが多く、地道な作業でトラブルを探っていくためちょっと苦手だ、という人が多いのですが、テスターを必ず用意して活用し、作業手順などを記録して残すことが次につながります。
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