030 ETC取り付け編

2013-03-17

<旧HP2008.10.24掲載分>
ヤマハ・XJR1300(型式RP17J (H19年式) 走行1300㎞)。昨今の報告(2013.1月現在)では、四輪車のETC利用率は85パーセントを超える水準にまで達してきているようです。二輪車への普及率はそれに比べるとまだまだですが、高速道路での二人乗りが解禁になったりとライダーを取り巻く環境も変わってきました。
実際、二輪車へのETC取り付けの依頼も確実に増えてきています。
←ETC本体から伸びる配線を、車体のどこを通して設置すれば効率的かを完成をイメージしながらシミュレーションしてみます。
ほとんどの場合バイクには物を入れるスペースがないため本体の設置場所が決まったら、シミュレーション通りの作業で取り付け後にお互いが干渉しないかを確認します。

 

 

配線が破損したり切断したりすると使用不能となってしまうので保護のためにスパイラルチューブや保護テープを巻きます。
写真のコネクタ(写真の左部分)はアンテナ用です。

 

 

 

 

 

 写真①はアンテナ(写真左下の黒い正方形のもの)と表示器(写真上のスピードメーター右横にある表示器)の取り付けの位置をどこにするべきか確認しているところです。
表示器は走行中に見やすい位置であることが絶対条件。
アンテナは料金所のアンテナとの間で電波のやりとりをするため角度に配慮する必要条件です。
1台1台に個別に対処が求められます。
写真はライダー目線のものです。

 

 

 

 

 

 

 

左の写真はフロント側からアンテナ(写真中央部右側の黒いもの)取り付け位置と※表示器(写真下部右側のメーターの横)を見ています。
この車両はNAVI(写真上部中央)も搭載しているのでNAVI本体がアンテナの支障にならないように注意が必要です。
※二輪用のETCは四輪のような音声案内がなくインジケーターランプの目視で使用可・不可を確認します。

 

 

 

ETC本体(写真中央部の黒い長方形のもの)はケース(写真下部のケース)に入れて車両後部のこの場所に設置しました。
大型バイクとはいえスペースに余裕のある場所は少なく、苦労するところです。

 

 

 

 

 

 

当初(写真①のとき)はスピードメーター横にありますが最終的に設置性の観点からメーター下部になりました。
写真はメインスイッチON状態ですが今は赤ランプが点灯しているので使用は不可です。ETC本体にカードを挿入しランプが緑色に変われば使用可能です。
最後にアンテナとの電波のやりとりを特殊なテスターで検査し、OKサインが出れば設置は完了です。
★費用は車種によって異なりますのでお気軽にお問い合わせください 。

ロゴ




モトガレージ赤とんぼ
TEL&FAX 0263-36-3101
〒390-0805 松本市清水1-9-18
営業時間 9:00 - 20:00
定休日 毎週木曜日、第3日曜日
Copyright モトガレージ赤とんぼ All Rights Reserved.