018 ヤマハ TX750 旧車再生編

2013-02-17

<旧HP2006.7.10掲載分>
昭和47年式のヤマハTX750を2006年当時「長期間保管しておいたものを再生して乗りたい」という依頼でした。
まず燃料タンクです。タンクはサビ、腐食が多く穴もあいていたので中古品を見つけて板金塗装しました。コックは新品がパーツとして入手できたので交換することができました。旧車のパーツ探しは本当に苦労するので今回はとてもラッキーでした。

 

 

 

フロントブレーキはまったく効かない状態でした。点検したところマスタシリンダの不良でした。本来は交換すべきなのですがすでにパーツが入手できずオーバーホールしました。ひとつひとつの部品を慎重にとりはずし修正して組み付け、エア抜きをしてフルード漏れをみます。

 

 

 

 

このほかにフロントタイヤ、フロントフォーク、オイルシール、エンジンオイルを交換し、配線の修理なども行って再生作業は完了。無事に車検もとれ、再び公道を走ることができるようになりました。
※今回はある意味まれにみる成功例ですが、再生が叶った今後はコンスタントに走行することでコンディションを保つことが大切です。旧車の再生は時間と費用、根気が必要です・・・あとはパーツが見つかる幸運も!

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