032 キャブに水が入ってしまったヤマハジョグ編

2013-03-19

<旧HP2009.1.26掲載分>
ヤマハ・ジョグ(型式A-3YK 年式不明 走行19800㎞)です。半年間、雨ざらし状態で駐車していたところエンジンがかからない、というスクーターです。
←キャブレターのオーバーホールは過去に何回か取り上げていますが、これはキャブ内に水が入っていたことを物語るドロドロの白濁状態を確認しやすい一例です。このような場合はキャブクリーナーに漬けて汚れを溶かします。

 

 

 

←汚れが溶け落ち、エア吹きの清掃も済んで終了という段階ですが、今回はおまけがありました。

 

 

 

 

 

 

←実はエンジンとキャブレターをつなぐジョイントに割れが見つかったのです。(写真中央部のジョイント部分)
ここから空気を吸い込むと燃料の混合比に異常が生じ不安定なアイドリングやパワーダウン、エンストにつながるのです。

 

 

 

 

 

←写真の左はジョイント、右はフェーエルコックです。
割れていたジョイントは新品(写真左側)と交換しガソリンの流れの悪かったフェーエルコックも新たに交換(写真右側)。
試走の結果、スムーズな始動と走りがよみがえりました。
新車登録から5~6年を経過した2サイクルエンジンのスクーターはジョイントなどに疲労によるひび割れなどが発生していることもあるので点検してみることをおすすめします。

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