019 スズキ チョイノリ エンジン焼付き編

2013-02-17

<旧HP2006.8.25掲載分>
2005年式・走行2709㎞のチョイノリですが走行中にエンジンが止まってしまい、キックも下りなくなってしまいました。
キックペダルがまったく下りないのでユーザーにオイル交換の時期を確認したところ不明、とのことでした。そこでエンジンを分解してみました。するとピストンとコンロッド小端部の焼付きが判明しました。

 

 

 

またピストンとシリンダの焼付きもありました。写真は二分割されたクランクケースとシリンダの汚れ具合とキズの状態です。

 

 

 

 

 

クランクケース、シリンダ、ピストン、クランクシャフトなどを交換し組み立てたあと各部をテストして作業完了となりました。
低回転・低出力エンジンを採用しているチョイノリなどは常にアクセル全開状態で走ることになりエンジンに大きな負担がかかります。そのためこまめな点検とオイル交換が大切になってきます。

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