020 ホンダCB400F リレー交換編

2013-02-17

<旧HP2007.6.2掲載分>
逆輸入車・走行15000㎞です。走行中にエンジンがストップしてそのままかからなくなってしまいました。
引き取りに伺い現場で状況を確認してみましたがセルモーターは元気に回り、キックしても異常はありません。しかしプラグをはずしてシリンダヘッドでスパークさせると火花が飛びませんでした。

 

 

そこで点火系統を点検します。
プラグ→プラグキャップ→点火コイルという順番にテスターを使って導通や抵抗を調べていきます。この車両は本来ポイント式ですが社外品のイグナイターに交換してあり、販売元も既になくなっていて資料が得られなかったため試行錯誤と暗中模索の連続でした。電気系統は目に見えないのでテスターで細かく追っていってその記録を残しておくことが大切です。

 

このバイクの場合、社外品のイグナイターを取りつけた際   
別に回路を作り、そこにリレーを設置してイグナイターか
らの信号を受け、リレースイッチがONになると点火コイ
ルに電流が流れるように変更されていました。故障の原因
はこのリレーの破損でした。
このように原因さえわかればそれほど困難ではないものも
本来の設定が変更されているとつきとめるまでの地道な作
業に思わぬ時間をとられることも多々あります。

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