054 オプションでキックを付ける編

2013-05-13

<旧HP2012.6.30掲載分>
ヤマハ・DT230(型式4TP1 走行21300㎞)です。
セルモーター始動のみのオフロード車が多数派となり、誰にでも乗りやすくはなったのですが「バッテリーがあがったら?」などの不安から後付でキックを装備するという需要はかなりあります。この場合対象のバイクにキックセットがオプション設定されていることが必要です。
作業としては、まずミッションオイルとクーラントを抜き取りエンジンオイルホースとラジエターホースを取りはずしてから右クランクケースカバーとクラッチも取りはずします。
左の写真は取りはずしたクランクケースとクラッチです。キズの有無などを調べます。

 

これはクランクケース側で写真の歯車の右側がクランクシャフトに取り付けられているドライブギア、 写真の歯車の左側がバランサーに取り付けられているバランスギアです。
下部にあるシャフトの動きに異常がないか作業状態を確認します。

 

 

 

 

←DT230の純正キックセットです。メーカー希望小売価格¥12800(税抜き)。
在庫がなくなり次第終了のパーツですのでこの車種のユーザーでキック取付をお考えの方はお早めに!
他の機種についてはお問い合わせください。

 

 

 

 

←エンジン側にキックセットを取り付けたところです。
写真左の凸部のキックアクスルと写真中央部の凸部のキックアイドルギアがかみ合いクラッチへ力を伝達し、さらにクランクシャフトを回転させてエンジンが始動する仕組みです。

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