059 スズキ アドレス110 エンジン焼付き編

2013-08-28

年式不明、走行21000㎞の車両です。オイルの補充を怠ってしまいエンジンを焼付かせてしまいました。
車種によっては車載のままシリンダヘッド、シリンダの取り外しができるのですがアドレス110はそれができないのでフレームからエンジン部分を完全に下ろしてから作業を行います。

 

 

 

 

 

シリンダヘッド取付けナットを対角に均等にゆるめてシリンダヘッドを取り外します。この時燃焼室も点検しカーボンなどが堆積していればスクレーパで削り落します。

 

 

 

 

 

 

 

シリンダを外してみるとピストンに見事な焼付きキズがありました。これでは圧縮漏れで圧力が低下しエンジンをかけることはできません。

 

 

 

 

 

 

 

さらにピストンヘッドにも無数のキズがついていることから、ピストンの削れた破片が燃焼室に入りここにぶつかったと推定されます。

 

 

 

 

 

 

 

これは新品のピストンを取りつけたところです。クランクシャフト部がよく見えます。作業中にここに異物が入り込まないようにウエスなどを詰めて慎重に行います。

 

 

 

 

 

 

 

この後シリンダを組み付けていきますがピストンリングを折損したりしないように気をつけます。すべて組みあがったらエンジンオイルポンプのエア抜きをし、エンジンが始動し特に異音など出なければ完成です。

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